最終更新日:2015/07/31



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管理者パスワードを削除する方法
まずはSONYさんが丁寧に書かれているので、こちらを参考にします。
http://qa.support.sony.jp/solution/S1207130039835/
この最後のリカバリーしないと無理!という状況の場合のみこの先へおすすみください。

説明:対応OSでのみ作業可。
唯一の管理者権限ユーザーのパスワードがわからない状況を打破します。
対応OS
Client
WindowsXP / WindowsVista / Windows7 / Windows8 / Windows8.1/ Windows10
Server
Windows2003 / Windows2008 / Windows2008R2 / Windows2012 / Windows2012R2

1.パソコンを外部から起動する
例:ネットワーク・CD/DVD・USBデバイス・etc
ネットワーク起動はこちらを参照してみてください。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-30
起動用USBメモリやCD-R・DVD-Rが必要でしたらこちらPE5.1
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-17
かPE3.1
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-14-3
こちらからどうぞ。
2.パスワードがわからなくなったOSのファイルを一部置き換える
※C:\の部分は外部起動するデバイスやOSにより違うドライブレターになる可能性があります。
※修正したいOSがインストールされているドライブに読み替えてください。
対象:C:\Windows\system32\cmd.exe
操作:コピー
結果:cmd - コピー.exe

対象:C:\Windows\system32\sethc.exe
操作:リネーム
結果:sethc.exe.org

対象:C:\Windows\system32\cmd - コピー.exe
操作:リネーム
結果:sethc.exe

3.再起動する。
4.ログイン画面でShiftキーを5回連続でたたく
5.コマンドプロンプト画面が表示される
6.パターンにより2択
 6-1 ユーザー名が半角 コマンドを実行してパスワードを変更する
  https://support.microsoft.com/en-us/kb/251394/ja
  net user username password
  「username」はパスワードがわからなくなったユーザー名
  「password」は上書きで再設定したいパスワード
 6-2 ユーザー名が全角 コマンドを実行して「administrator」を有効にする
  net user Administrator /active:yes
  パスワードが設定されている場合は、6-1でパスワード変更も同時に行う
7.ログインできることを確認する
 6-1の場合 指定したパスワードでログインする。
 6-2の場合 Administratorでログイン後パスワードを変更したいユーザーのパスワードを変更する
8.リネームした「sethc.exe」を削除してリネームした「sethc.exe.org」を「sethc.exe」に戻す

1の外部起動について
外部起動は何から行ってもよいですが、お勧めするのはWindowsPEです。
ネットワークでもCD/DVDでもUSBデバイスでも起動可能です。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305537926-1
WindowsPEから起動した場合
初期状態:X:\Windows\system32でコマンドプロンプトが起動してきます。
ここで「notepad」「」の中身入力後エンターキー
メモ帳が起動するので2の操作を行う。
ファイル選択右クリックでメニューがでるので、コピーやリネームができます。
※標準でTXTのみ表示になっているので、全てのファイル表示に変更してから作業してください。

Windowsのインストール用ディスクから起動した場合
「コンピューターを修復する」→「次へ」→「コマンドプロンプト」
コマンドプロンプトが表示されてからはWindowsPEの場合と同じです。

無料ツールで起動する方法
AOMEI Backupper Standardをダウンロードする。
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/aomeibackup/
ダウンロードしたファイルを実行して、「Finish」まで終わらせる。
日本語じゃないと厳しい人はここを参照して日本語化まで終わらせる。
http://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-482.html
一応日本語として説明します。
AOMEI Backupper Standardを起動
ユーティリティ→ブータブルメディアの作成→WindowsPEを選択→
次へ→次へ→作成可能な方法を選択→次へ→終了
作成したメディアで起動する
ユーティリティ→Windows シェルコマンド
コマンドプロンプトが表示されてからはWindowsPEの場合と同じです。
※この方法は簡単にWindowsPE起動はできますが、メモ帳が英語で起動してきます。



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