Y580はWindows10アップグレード対象外ですが、Windows10に無事アップグレード完了しました。
「rapiddrive」はLENOVOが開発した機能ですが、その仕様のせいで被害者がたくさんでています。
Windows10へのアップグレードの障害となりますので、回避方法を書いておこうと思います。
1.まずデータとして取り出し可能な状態でバックアップを残します。
2.初期状態にリカバリーをします。
※リカバリーができない場合ほぼ無理です。SSDの容量の半分くらいまでOSの容量を減らすことができるならば、恐らく可能ですがここでは書きません。
3.リカバリー後「管理」→「ディスクの管理」でSSD+HDDの容量となっているドライブに手を加えます。この操作は必ずリカバリー直後に行ってください。
4.Cドライブを選択→ボリュームの縮小→限界まで縮小
5.ドライバーのバックアップの中にある「D:\Drivers\RapidDrive\Tool\RapidDriveTool.exe」を実行します。
※バックアップの入っているドライブがDではない場合読みかえてください。
うまくいく場合は、次の作業はOS上でできるのですが、確実に作業する場合は外部から起動してください。
6.再起動もしくはシャットダウンして、WindowsPEやOSの起動ディスクから起動します。
7.起動後コマンドプロンプトで「diskpart」を実行します。
8.Disk0(SSD)Disk1(HDD)が前提です。
9.select disk 1
10.create partition primary size=xxxx
※xxxxは適当に作成したい容量をMBで指定します。
例えば100
11.create partition primary size=xxxx
を作成できなくなるまで繰り返します。
通常なら2回
12.再起動
13.これでOSの制限によりSSDとHDDは必ず別々になります。
14.再起動します。
15.Cドライブを選択→ボリュームを最大まで拡張
16.ひたすらC:の空き容量を多くします。
不要な物削除・アンインストール・一時ファイル無効・サスペンド用ファイル無効など
最大でCドライブの容量半分くらいまでは削れます。なるべく空き領域を増やしてください。
17.Windows10アップグレード実行
18.アップグレード時に一切引き継がない。
これでブルー画面にはならないはずです。
「rapiddrive」採用の他の機種でも同じようにできると思います。
Y580はアップグレードも可能ですし、ドライバー類も完璧に適用可能です。
Y580の手順として後日別途投稿します。