SSブログ

Windows XP Modeとmodern.ie [other]

最終更新日:2015/05/01

最新のパソコンでどうしてもXPを利用したい人向け
無料で「IE」の動作確認用各種OSイメージファイルを入手できます。
その中に「XP」の環境も含まれます。
modern.IE
https://www.modern.ie/ja-jp
仮想マシンから入手してください。
IE6 on XP or IE8 on XP
ビルド 20141027 for Windows
英語で日数制限付き

Windows7でライセンス的に問題ない場合は、Windows XP Modeという選択肢もあります。
仮想化支援機能(VT)制限は解除されたので、エディションの問題さえクリアしていれば大丈夫です。
Windows 7 の以下のエディションに適用されます。
Professional
Ultimate
Enterprise
日本語で日数制限もありません。
公式ページ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/install-and-use-windows-xp-mode-in-windows-7
Windows XP Mode ダウンロードページ
http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=8002
Windows Virtual PC ダウンロードページ
http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=3702
32Bit Windows 7 用の更新プログラム (KB977206) 支援無効
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3248
64Bit Windows 7 for x64-based Systems 用の更新プログラム (KB977206)  支援無効
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=6906

トラブルシューティング
通常は正しいファイルと正しい手順で構築すれば、XPモードは認証済みで動作いたします。
しかし、XPモードの正体は仮想環境上のXPなので、前提条件が崩れると認証が解除されます。
原因は、Virtual PCにあります。Virtual PCは仮想のパソコンなので、バージョンが異なる場合は「別PC」という認識になると思ってください。
その為「Virtual PC 2004」「Virtual PC 2007」「Virtual PC 2007SP1」「Virtual PC(XPモード用)」というような環境の違いで認証が解除される可能性があります。
まぁ流石に「Virtual PC 2004」と間違える人はいないと思いますが
そこで既に環境構築してしまったが、手違いで認証が解除されてしまっている人向けの救済策を書きます。
1.XPモードを起動する。
2.「Administrator」でログインする。
3.レジストリエディタを起動する。
4.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WPAEvents」を開く
5.「OOBETimer」の内容を消す
6.「OOBETimer」に「FF D5 71 D6 8B 6A 8D 6F D5 33 93 FD」を入力する。
※スペースは不要2文字ずつペアになるように入力してください。
画面右ではなく左側がこの内容になるようにしてください。
7.「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WPAEvents」を右クリックして、「アクセス許可」をクリック
8.「system」を選択して「フル コントロール」の「拒否」にチェックを入れて「OK」
9.レジストリエディタを終了して、OSを再起動
10.「C:\windows\system32\oobe\msoobe.exe /a」を実行して認証済みであることを確認する。
以上です。
簡単に説明するとレジストリを認証状態に戻して、再修正されないようにしただけです。

あとそんな奇特な人はいないのではなかろうか?と思いますが、どうしてもWindows 7のHyper-Vで動作させたい人向けに移植方法を書いておきます。
1.ダウンロードした「WindowsXPMode_ja-jp.exe」を7-ZIPで中身を抽出する。
2.さらにその中から「sources」の中にあるXPMを選択し、中身を抽出する。
3.「VirtualXPVHD」を「VirtualXP.VHD」にリネーム
4.Hyper-Vで仮想PC作成
5.作成した仮想PCに「VirtualXP.VHD」を「IDE」でHDDとして接続
6.OS起動
7.「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」からVirtual PC用の「tools」削除
8.再起動せず続けてHyper-V用の「統合サービス」をインストールして再起動
9.再起動後「XPモード認証救済策」をそのまま全て適用
Hyper-Vで起動する認証済みのXPモード完成

心配性の方へ ライセンスの話
http://cloud.watch.impress.co.jp/epw/docs/series/virtual/20091102_325584.html
「Windows 7 Professional、Ultimateなどのライセンスを保有している場合、Windows XP ModeをライセンスされたPC上で実行させて利用する権利が与えられています。このため、Windows XP Modeを動かす仮想化ソフトに関しては、マイクロソフトのVirtual PC以外でも、ライセンス上問題はありません。また、Windows 7 Enterpriseに関しては、最大4つの仮想化インスタンスを許可しています」

Windows8以降の場合は、ライセンス的に利用できないはずですが、仮想PCを第一世代として作成すれば同じ手順で動きます。
XPのライセンス保有者で媒体失くしたうっかりさん向け手順となりますが、OEMライセンスですしやはりWindows8以降で利用するのは多分まずいと思います。
XP用ライセンスがあるならば、素直に媒体とキーを探してインストールするのが良いと思います。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。