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Windows XPのインストール [other]

最終更新日:2015/05/11

サポートが終了したので、WindowsXPに関する情報を書きます。
これは、少し前の世代で通常にインストールができないPC向けの情報です。
アンオフィシャルでの最新PCや、逆に古いPCでのインストール時にも役に立つかもしれません。
フロッピー起動でインストールする必要がある場合
公式ページ
https://support.microsoft.com/en-us/kb/880413/ja
起動部分だけの話なので、SP3の場合はSP2で起動してSP3のディスクでインストールしてください。

原則としてHaswell(第4世代Intel Coreプロセッサ)以降 Intel8シリーズ以降は、正式にはXPに対応していません。
なので直にXPではなくXPMODE等仮想環境での利用をお勧めします。
どうしてもということであれば、こちらを参考にインストールして、ドライバー情報のアンオフィシャルを参照して(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Editionさんの情報及びドライバー)いただければ、使うことは可能だと思います。
もしくは英語で問題ない方は、同じくアンオフィシャルのFernando’s Win-RAID Forumを参照してください。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-28-2
また、最新ハードウェアでは、こちらには書いていない機能や特殊なハードウェアもあります。
こちらの情報は、主に第3世代までの特殊なインストール方法向けとなっています。
第4世代からは、くじけずに自力で設定できる方はどうぞ。

・インストール前の確認事項
事前確認が可能な場合は、以下の点を確認しておくと後々楽です。
1.OSを起動してデバイスの一覧を控える(インストールするドライバーを把握しておく)
2.OSを起動してアプリの一覧を控える(後ほどインストールが必要なアプリの確認をしておく)
3.必要に応じてメーカーが用意したドライバ類のバックアップデータ等を退避させる
4.リカバリメディアが提供されていない場合は、リカバリーメディアを作成しておく
5.UEFI対応か非対応か確認して、対応ならBios互換モードにしておく

※重要ポイント
1.HDDの接続形式の確認(IDE or AHCI or RAID or AHCI+RAID or SAS)
2.FDDの有無
  (Biosでサポートされているかどうかも確認します。)
  FDD有:FDインターフェイス付きのマザーボードの場合は、内蔵FDDを利用します。
  FDD無(BIOSでサポート):内蔵FDDがない場合は、BIOS上の設定で"Legacy Diskette A" は"Disabled"にすること。そうすることで外付けUSB-FDDはA:で認識します。
  (変更しないとB:となるはずです。)
  FDD無(BIOSで未サポート):USBデバイスの設定で動作するかしないかが別れます。
  マザーボードにより対応は異なるので、説明は難しいです。

・トラブルシューティング
論理コア数が9個以上のプロセッサ
公式ページ
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/958244/ja
修正ファイルは、MSに申請をして入手するタイプです。
ダウンロードの時間制限及び解凍パスワードの紛失に注意してください。
この辺りが該当
Intel Core i7-970
Intel Core i7-980X Extreme Edition
Intel Core i7-990X Extreme Edition
 Windows XPのインストール後に、修正プログラムを適用するか、後ほど説明するカスタムイメージで事前に適用するのが良いと思います。
HDDには2TB問題がありますので参考リンクを確認してください
Over2TB  http://wiki.nothing.sh/page/Over2TB
3TBハードディスクの使用法大検証、2TBの壁も再チェック
http://review.dospara.co.jp/archives/51887561.html
http://review.dospara.co.jp/archives/51887561.html
8GBメモリ4枚搭載時の注意点と活用法を確認
http://review.dospara.co.jp/archives/51969334.html
PAEの有効化
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1125paeon/paeon.html
IDE接続以外の場合は、OSインストール時にドライバーディスクが必要です。
ドライバーディスクの適用は、FDからになるのでFDDが必要になります。
最近はAHCI等が標準となってきており、FDDが必要な場合が多いのですが、内蔵できないケースが多く基本はUSBによる外付けとなります。
USBメモリ等によるFDDエミュレートタイプは、エミュレートされるFDDドライブメーカー依存で利用できない場合が有ります。
USB接続のFDDの場合メーカーによってはドライバーが対応せず利用できない場合が有ります。
Windows XPインストール途中で、大容量記憶装置ドライバーをインストールする場合は、
F6 キーを押しても接続されている USB フロッピー ディスク ドライブが動作しない場合があります。
上記原因の公式ページ
http://support.microsoft.com/kb/916196/ja

Intel Smart Response Technology
SSDをキャッシュとして利用する機能
これは、Windows XPのインストール前に必ず解除しておいてください。

Lenovo RapidDrive SSD Technology
内容だけ聞くとISRTのように感じるが、全くの別物であり、機能も偽っている。
強制的にSSD+HDDを一本化して、SSD領域部分にOSをインストールさせる。
当然起動は早くなるが、データが肥大化すると全てが破たんする。
この機能が付いたPCにXPを入れるのはお勧めはしない。

・事前に用意しておく物
1.ライセンスキー
2.インストール用のメディア
3.各種ドライバー類・各種アプリ類・各種ツール類
※重要ポイント
最近のドライバーは.NETを要求するものが多いで、Ver2以降の.NETを用意しておくとスムーズに作業ができます
もしくはインターネットに接続可能であれば、LANドライバー適用後WindowsUpdateで適用でも問題有りません。
Windows Installer4.5以降が求められるケースもあります。
純正ドライバーが対応していない場合は、こちらで動作するかもしれません。
http://alter.org.ua/soft/win/uni_ata/uni_ata.php#inst_xp
必ずBiosの初期設定を読み込んだのちに、必要な設定を行ってから作業してください。

・インストール作業(OS通常インストール)
 CD(もしくはFD)起動をします。
 必要な場合は、F6にてドライバーを読み込みます。
 この際事前に確認しておいた追加ドライバーを選択します。
 基本的にHDD上のパーティションは全削除で作業を行います。
※重要ポイント
 特殊な事情により削除しない(できない)パーティションがある場合は、領域を確保後一度再起動が必要です。
 再帰動しないとXPがDドライブ以降にインストールされるおかしな環境になるからです。
 HDDが最近の物である場合は、HDDの種類に気を付ける必要があります。
 512 ネイティブかAdvanced Format Diskか4Kネイティブか?

・トラブルシューティング
512ネイティブではない場合は、以下の対策を必要とします。
対策しなかった場合は、早い段階でパフォーマンスの低下や最悪データロストの可能性があります。
オフセットの確認
Partition Offset Information
http://knowledge.seagate.com/articles/en_US/FAQ/214391en?language=en_US

1.Windows 7 SP1(Vista SP1でも問題はありません)のインストールディスクや、Windows PE 3.0以降で起動して、DISKPART バージョン6.1.7600以降で領域確保後にXPをインストールします。(フォーマットはする必要なし)
領域確保はコマンドプロンプト上からDiskPartにて行います。
公式ページ
https://support.microsoft.com/en-us/kb/929491/ja
Lenovoのサポート情報
http://support.lenovo.com/jp/ja/documents/ht063905
DELLのサポート情報
http://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpdhs1/SLN146650/JA

2.フリーソフト等で設定をします。
Western Digital Advanced Format Software
http://support.wdc.com/product/download.asp?groupid=805

インテルのチップを利用している場合は、以下の情報も注意してください。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル RST)
セクターサイズ 4K のディスクへの対応状況
http://www.intel.com/support/jp/chipsets/imsm/sb/cs-031502.htm

・インストール作業(OSカスタムインストール)
内蔵FDDがなくF6ドライバーが必須の場合で、外付けUSB-FDDではうまくいかなかった場合は、以下の対策が必要となります。
ハードウェア的解決方法
・外付けUSBデバイスでFDD扱いになる物尚且つXPで認識できるもの
(BIOS上で設定できる機種があります。)

ソフトウェア的解決方法
ハードウェアでの解決はあまり現実的ではないので、ソフトウェア的に対応するのが良いと思います。
1.IDEでインストール後ドライバー変更方法
AHCIの場合
BiosでAHCIの設定をIDEの設定に変更してOSをインストールします。
(これでF6によるドライバー読み込みが不要になります。)
インストールが終わったらデバイスマネージャーを開きます。
「表示」の「デバイス(種類別)」となっているところを「表示」の「デバイス(接続別)」へ変更します。
HDDが接続されているコントローラーを探します。
発見できたらコントローラーを右クリックして、「プロパティ」→「ドライバ」→「ドライバの更新」→「一覧または特定の~」を選択します。
「検索しないで~」を選択して「互換~」のチェックをはずした状態で、AHCI用のF6で読み込みするドライバを読み込ませます。
複数表示される場合は、事前に調べておいたデバイス用のドライバを選択します。
無理やり適用すると再起動を聞いてきますので再起動します。

※重要ポイント
このままだとブルー画面でOSが停止します。
再起動の時にBiosに入り「IDE」から「AHCI」へ設定を変更します。
Bios設定を保存したらあとは普通に起動するだけです。
これで問題なくAHCIの状態での動作が可能となります。

RAIDやAHCI+RAIDの場合
通常の方法では回避不能でAHCI用の方法も適用できません。
intel社のチップの場合は、一部機種を除きドライバーの強制登録で回避可能です。
BiosでRaidの設定をIDEの設定に変更してOSをインストールします。
(これでF6によるドライバー読み込みが不要になります。)Windows Registry Editor Version 5.00~"Service"="iaStor"
の部分までをTXTファイルとして仮で「iastor.reg」という名前で保存します。
※LENOVO社の場合は、このregファイル相当の物をINFファイルとして用意してある場合があります。
例:Intel SATA コントローラー AHCI ドライバーWindows 7 (32-bit)/ XP
http://support.lenovo.com/jp/ja/downloads/migr-73434
C:\WINDOWS\system32\driversの中にF6読み込み用ドライバーの中からiaStor.sysをコピーします。(OSが32Bitか64Bitかで該当するものを選んでください。)
先ほど保存したiastor.regを実行します。
メッセージがでますのでそのままレジストリに登録します。
再起動します。
再起動後通常の手段でドライバーを再度適用してください。

※重要ポイント
このままだとブルー画面でOSが停止します。
再起動の時にBiosにはいり「IDE」から「RAIDやAHCI+RAID」へ設定を変更します。
Bios設定を保存したらあとは普通に起動するだけです。
これで問題なくRAID or AHCI+RAID の状態での動作が可能となります。
ここから
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStor]
"Type"=dword:00000001
"Start"=dword:00000000
"Group"="SCSI miniport"
"ErrorControl"=dword:00000001
"DisplayName"="Intel RAID Controller"
"ImagePath"=hex(2):73,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,33,00,32,00,5c,00,44,00,\
52,00,49,00,56,00,45,00,52,00,53,00,5c,00,69,00,61,00,53,00,74,00,6f,00,72,\
00,2e,00,73,00,79,00,73,00,00,00
"Tag"=dword:00000019
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStor\Parameters]
"BusType"=dword:00000008
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStor\Parameters\PnpInterface]
"5"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStor\Parameters\oromVersion]
"MajorVersion"=dword:0000000a
"MinorVersion"=dword:00000001
"HotfixNumber"=dword:00000000
"BuildNumber"=dword:000003f0
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStor\Enum]
"0"="PCI\\VEN_8086&DEV_2822&SUBSYS_1587103C&REV_04\\3&11583659&0&FA"
"Count"=dword:00000001
"NextInstance"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CriticalDeviceDatabase\pci#ven_8086&dev_2822&cc_0104]
"ClassGUID"="{4D36E97B-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}"
"Service"="iaStor"
ここまで

2.インストールメディアカスタム方法
SASやBiosで変更不可の場合
通常のインストールでは回避方法はありません。
インストール媒体に手を加えることになります。
インストール時に読み込むドライバーに、F6読み込み用ドライバーを組み込んだカスタムインストールディスクを作成する方法です。
手動で作成しても良いのですが、とても面倒なのでnLiteの利用が簡単です。
適当な作業用PCに環境を構築してください。
標準のまま作成するとXPインストール後に2箇所ゴミデータが残ります。
気になる方はOSのインストール後削除するか、インストール後に削除を自動で行うオプションを有効にしても大丈夫です。
ゴミデータの場所
レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\DevicePath
の中の「%SystemRoot%\NLDRV~」;までの部分
フォルダ及びファイル
%SystemRoot%\NLDRV以下
よく判らない方はそのままにしておいた方が良いです。

nLite - Deployment Tool for the bootable Unattended Windows installation
http://www.nliteos.com/index.html
2015年4月28日現在の最新バージョンは「nLite 1.4.9.3」
downloadからv1.4.9.3 | Installer | 2.94 MB をダウンロードします。
もしも.NET Framework 2.0がインストールされていなければインストールしておいてください。

nLiteインストール方法
「nLite-1.4.9.3.setup.exe」を実行します。
EnglishのままOKをクリックします。
Nextをクリックします。
I accept agreementを選択してNextをクリックします。
インストール先を指示してNextをクリックします。
問題なければ表示されたままで進めてください。
そのままNextをクリックします。
そのままNextをクリックします。
Finishをクリックしてインストールを完了します。
デスクトップにショートカットアイコンを作成したならそこからnLiteを起動してください。
標準のまま作成しなかったならスタートのプログラムからnLiteを起動してください。
起動直後は言語がEnglishになっていますのでJapaneseに変更してください。
すると画面が日本語に切り替わります。
次へをクリックしてください。
次にWindowsXPのデータが必要となりますので、光学ドライブに挿入してください。
(プレインストール版でディスクがない場合は、HDD内に格納されているデータをコピーして利用してください。)
大昔の場合は「c:\i386」ですが、この頃だと普通にインストール可能なので、悩んでいる人の場合は、「C:\Windows\system32\i386」か「C:\Windows\i386」辺りにあると思います。
正確な場所が知りたい場合は、レジストリを参照してみてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Setup\SourcePath
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SourcePath

今から説明するのは前提条件として
WindowsXP Pro 32Bit版 品番:E85-05406
を利用したカスタムディスクの作成方法です。

参照をクリックしてDiskKitを挿入したドライブを選択してください。
OKをクリックして保存先を選択もしくは作成してください。
仮に「C:\GRTMPVOL_JA」に保存します。
HDDへコピーが開始されます。
(最初からHDD上にデータがる場合は、そのフォルダを指定してください。)
コピーが終わると各種情報が表示されます。
次へをクリックします。
初めての場合ここには何も表示されません。
次へをクリックします。
初期画面です。ここで2か所選択します。
次の2か所をクリックして選択します。
・ドライバ
・ブータブル ISO イメージ
※サービスパック3が適用されていない場合は、サービスパックも選択します。
※「ブータブル ISO イメージ」が不要な場合は、選択しなくてもよいです。
次へをクリックします。
ドライバの追加画面です。
ここで本来OSセットアップ時F6で読み込ませるドライバを組み込みます。
追加をクリックして、事前に用意しておいたF6読み込み用ドライバを保存したフォルダを選択します。
複数表示された場合は、すべて選択して問題ありません。
※ここで「インストール後に削除する」にチェックを入れておくと、OSセットアップ後にゴミファイルが残りません。
※チェックは全てのドライバを追加した後でいれても問題ありません。
ドライバを選択して反転させた状態でOKをクリックします。
ドライバの追加やチェック等漏れていないか確認後次へをクリックします。
はいをクリックします。
少し待つと処理が完了します。
「完了しました。」というメッセージが表示されているのを確認します。
次へをクリックします。
必要に応じてラベルを変更しておきます。
ISO作成をクリックする前にエクスプローラをクリックします。
現時点でのISO作成前の状態が表示されます。
この画面はDVDを開いた時の状態と同じだと思ってください。
この時点で不要なファイルを削除して必要なファイルを追加できます。
(DVDに焼きこむ前提で約3.6GB程度は追加可能です。)
前回の設定は必要ないので削除しておきます。(残しておいても問題はありません。)
追加の必要がなければそのまま閉じて構いません。
ここでは仮でAddtoolsというフォルダを追加します。
OSセットアップ後に必要となる物を入れておきます。
ネット環境がない現場で作業する場合.Net関連等いれておくと良いかもしれません。
必要なファイルをC:\GRTMPVOL_JA\Addtoolsへコピーします。
Addtoolsは適当につけた名前で、別に好きな名前を付けても大丈夫です。
「ISO作成」をクリックします。
名前を付けて保存をクリックします。
「ISOの作成に成功しました。」と表示されたら完成です。
次へをクリックします。
完了をクリックします。
これでカスタムISOファイル作成が完了しました。
次は作成したISOファイルの書き込みです。
ISOイメージの書き込みは、ImgBurnのインストール及び設定を参照してください。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-14

3.最後の砦
ここまで書いた内容でもインストールできないPCがあります。
私が昔遭遇したのはTOSHIBA製でしたが、最近のようにタブレットやウルトラブック等XPの時代ではあまりなかったPCでは、発生する可能性が高い内容です。
まず2.インストールメディアカスタム方法が前提条件です。
尚且つこれに加えて光学ドライブがありません
外付け光学ドライブだとインストール中に使えなくなりカスタムディスクでも駄目です。
使えるものは
・有線LAN
・USB2.0
どちらかとなります。
前者の場合は、ネットワークブート後にサーバー(もしくはサーバーの役割をするPC)からインストール
後者の場合は、USBブートを行いUSBデバイスからインストール
有線LANが無いPCだったり、USB3.0しかないPCだったり色々なので自分のケースに合わせて選択してください。
1.ネットワークブートの場合
サーバー環境を構築します。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-30
設定が終わったらtftpdを実行後サーバー用PCとインストールするPCを接続して、ネットワーク起動します。
※別途XPのデータを共有できる環境があるならば、Windows PEで起動すると若干妨害される可能性が低くなります。PEにもファイアウォールがあるので無効にしておきます。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-21
※サーバー用PCにデータを置いて共有する場合は、
1.共有用のユーザーを用意する。
2.共有用のフォルダかドライブを用意する。
3.ファイアウォールを一時的に無効にする。
4.その他アンチウイルス等妨害されそうなものを一時的に無効にする。
5.tftpd以外のDHCPサービスが動いていないように気を付ける。

「diskpart」と入力してエンターキーを押下します。
「select disk 0」→「clean」→「create partition primary」→「format FS=NTFS QUICK」→「active」→「exit」→「exit」ここで再起動になるので、再度ネットワーク起動します。
再起動後
「bootsect.exe /nt52 c: /mbr」→「net use z: \\server\xp password /USER:user」→「z:」→「cd i386」→「winnt32.exe /syspart:C: /tempdrive:C:」
セットアップ画面(GUI)が表示されたら
「新規インストール(詳細設定)」→「次へ」→「同意します」→「次へ」→「プロダクトキー入力」→「次へ」→「次へ」
インストール用ファイルのコピーが始まります。
GUI画面が閉じたら起動したUSBデバイスを取り外し再起動します。
再起動の方法はなんでも良いですが、「exit」が簡単です。
再起動後インストール作業が継続されるので、後は普通のインストールと何も変わりません。

説明
「diskpart」:「diskpart」を起動します。
「select disk 0」:XPをインストールする内蔵ハードディスク(もしくは他のデバイス)選択
「clean」:中身を消去
「create partition primary」:インストールするパーティションを作成
※サイズ指定なしなので作成可能な最大サイズが作成されます。
※サイズ指定する場合は「create partition primary size=30000」のように指定します。
単位はMB
本来ならば、ここに「select partition 1」が入りますが、他にパーティションもなく、作成した直後は自動選択されるので手抜きです。
複数のパーティションを作成する場合は、「select partition 1」も実行してください。
「format FS=NTFS QUICK」:選択されているパーティションをフォーマット
※「partition 1」を「NTFS形式」で「クイックフォーマット」します。
「active」:起動可能なパーティションとして設定ます。
「exit」:「diskpart」を終了します。
「exit」:本来なら正式なコマンドがあるのですが、面倒なのでこれでWindows PEを終了=再起動
再起動後
「bootsect.exe /nt52 c: /mbr」:Windows7向けの環境なので、WindowsXP向けの環境に変更します。ローダーの切り替えです。「C:」の部分はインストールする予定のドライブを指定しています。「All」や「SYS」でも大丈夫です。
※通常は問題ないですが、タブレット端末など一部端末では、「C:」ではない可能性があります。
不安な人は「notepad」でメモ帳が起動するのでそこから確認すると良いでしょう。
「net use z: \\server\xp password /USER:user」:ネットワーク上のXPデータを共有しているハードウェアに接続しています。
※net use z:  「z:」はマッピングさせるドライブ空いていればどこでも良い。
\\server\xp  「\\server\xp」の「server」の部分はサーバー名もしくは「192.168.1.254」という具合にIPアドレスでしてしてもよい。「xp」の部分は共有させているフォルダやドライブにつけている共有名
password  「password」はこの後指定するユーザーに設定されているパスワード
/USER:user 「user」は接続する際に利用するユーザー名

「z:」:「Z:」はマッピングしたドライブです。
「cd i386」:セットアップ用のEXEがあるフォルダへ移動します。
「winnt32.exe /syspart:C: /tempdrive:C:」:インストール予定のドライブを起動用及び一時ファイル用として指定してインストールを実行します。「C:」ではない場合は、読み替えて実行してください。

2.USBブートの場合
Windows PEのカスタマイズ(PE3.1基本編)や各応用編
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-21
を参照してUSBデバイスを用意します。
USBデバイスからWindows PEにて起動
「diskpart」と入力してエンターキーを押下します。
「select disk 0」→「clean」→「create partition primary」→「format FS=NTFS QUICK」→「active」→「exit」→「exit」ここで再起動になるので、再度ネットワーク起動します。
再起動後
「bootsect.exe /nt52 c: /mbr」→「z:」→「cd i386」→「winnt32.exe /syspart:C: /tempdrive:C:」
セットアップ画面(GUI)が表示されたら
「新規インストール(詳細設定)」→「次へ」→「同意します」→「次へ」→「プロダクトキー入力」→「次へ」→「次へ」
インストール用ファイルのコピーが始まります。
GUI画面が閉じたら起動したUSBデバイスを取り外し再起動します。
再起動の方法はなんでも良いですが、「exit」が簡単です。
再起動後インストール作業が継続されるので、後は普通のインストールと何も変わりません。

説明
「diskpart」:「diskpart」を起動します。
「select disk 0」:XPをインストールする内蔵ハードディスク(もしくは他のデバイス)選択
「clean」:中身を消去
「create partition primary」:インストールするパーティションを作成
※サイズ指定なしなので作成可能な最大サイズが作成されます。
※サイズ指定する場合は「create partition primary size=30000」のように指定します。
単位はMB
本来ならば、ここに「select partition 1」が入りますが、他にパーティションもなく、作成した直後は自動選択されるので手抜きです。
複数のパーティションを作成する場合は、「select partition 1」も実行してください。
「format FS=NTFS QUICK」:選択されているパーティションをフォーマット
※「partition 1」を「NTFS形式」で「クイックフォーマット」します。
「active」:起動可能なパーティションとして設定ます。
「exit」:「diskpart」を終了します。
「exit」:本来なら正式なコマンドがあるのですが、面倒なのでこれでWindows PEを終了=再起動
再起動後
「bootsect.exe /nt52 c: /mbr」:Windows7向けの環境なので、WindowsXP向けの環境に変更します。ローダーの切り替えです。「C:」の部分はインストールする予定のドライブを指定しています。「All」や「SYS」でも大丈夫です。
※通常は問題ないですが、タブレット端末など一部端末では、「C:」ではない可能性があります。
不安な人は「notepad」でメモ帳が起動するのでそこから確認すると良いでしょう。
「z:」:「Z:」はUSBデバイスのXPのデータが入っているドライブに読み替えてください。
「cd i386」:セットアップ用のEXEがあるフォルダへ移動します。
「winnt32.exe /syspart:C: /tempdrive:C:」:インストール予定のドライブを起動用及び一時ファイル用として指定してインストールを実行します。「C:」ではない場合は、読み替えて実行してください。

OSのディスクを要求されないようにする方法
原本のi386をインストール後のHDDのC:\にコピーして
レジストリを
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Setup\SourcePath
の内容を C:\
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SourcePath
の内容を C:\i386
と変更しておけばOSのディスクを要求される際に自動でHDDにコピーしたC:\i386を参照します。

特殊ドライバーインストール方法
内蔵されている複数のグラフィックを切り替えできる機種での注意点
BIOS でスイッチャブル・グラフィックスの動作モード
(Switchable Graphics Mode)を変更する方法
http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/document?docname=c03158772&lc=ja&cc=jp&dlc=ja
Biosのバージョンが古い場合GPUの切り替えができない場合があります。

Optimus Technology
NVIDIA Optimus : NVIDIAとIntel HD 3000を自動的に切り替える(XPでは利用不可)
Discrete Graphic : NVIDIA Quadro 2000Mのみを使用する
Integrated Graphic :  Intel HD 3000のみを使用する

メーカーや機種によらずXPでは自動切り替えは全く利用できない。
仕様により以下のパターンのどれかで利用することになります。
・省電力のグラフィックス機能のみ利用できる
・高性能のみが推奨される
・Bios上での手動切り替えでどちらか一方のみ利用できる

1.Bios上で自動切り替えを無効にしてからドライバ-のインストールを行う。
2.グラフィックドライバーは切り替え用ではなく単体利用のものをインストールする。
以上2点を守らないとグラフィックスが!マークのままで利用できません。

HP社の場合は、モニタ側も特殊なものがあります。
DreamColor
ワークステーションタイプのノート型パソコンのオプション仕様
一部の方が好む機種です。

ドライバのインストール方法
基本的には順次適用していくだけです
必要に応じてドライバーインストール前提条件の.NET等もインストールを行ってください。
※もし可能であればOSインストール(FW有効)→ドライバー(チップセットとNICのみ)→WindowsUpdate(.NET含む)→その他ドライバー適用→ 付属アプリやツール類インストール→MicrosoftUpdateの流れが一番簡単で確実に作業ができます。
ドライバーを適用していく順番は
1番チップセット
 メーカー独自のデバイス等のシステムを動かすものを優先的に適用します。
 .NETやその他追加ソフトウェアが必要になる可能性が高いです。
2番ビデオ
 スイッチャブル・グラフィックスのように一部特殊なものがあるので注意。
 前提条件として.NETが必要になる可能性が高いです。
3番オーディオ
4番NIC
という流れが無難だと思います。
この流れの後にその他ドライバーを適用するのがお勧めです
お互いに影響するものもあり厳密に適用順番が決まっている物もありますのでメーカーのreadme等を必ず参照しましょう
※重要ポイント
特定のアプリからインストールされるドライバが存在します。
例:HP3Dドライブガード
ドライバーインストール前後に設定があったり、再起動をして作業継続や再起動せず作業継続という指示がある場合があります。
ドライバ付属のインストール手順は必ず参照してください。

トラブルシューティング
Windows XPを実行するデスクトップ コンピューターに外付けの USB ハブ経由でデバイスを接続しようとすると接続が確立されないことがある
公式ページ
http://support.microsoft.com/kb/902274/ja
NEC製PCで適用する必要がある場合が多いです。

bluetoothはドライバーをインストールするまで不明なデバイスにすらならず、隠れていることが良くあります。
機種によっては、BIOS上からはオンオフ設定が出来ず、OS上からメーカー製のオンオフ切り替えツールでのみ有効になるケースがあります。
当然そのツールをインストールしないと利用できません。

USB3.0
メーカーや機種により対応は様々である。
 BIOS上で無効にしないとUSB2.0として利用できず、ポートが使えなくなる。
 ドライバーが存在しない。(存在するものもある)

アプリも含め適用可能なものは全て適用してあるのが前提ですが、それでも不明なデバイスがどうしても残るケースがあります。
その場合はデバイスマネージャからWindowsUpdateを適用してください。
ドライバーを探す場合は、Windows XP用ドライバーのリンク集をどうぞ。
http://urawaza-manual.blog.so-net.ne.jp/2015-04-28-2

一般的によく不明なデバイスになるもの
メーカー独自のデバイス
 通常メーカーのディスクやホームページ以外からは入手不能
 特定のアプリインストール時にインストールされるケース有
Aをインストール後B
 Aをインストールしていないがために認識ができない。
 自動インストールで、エラーメッセージが表示されず、この現象に気が付かないことが多い指紋認証デバイス
理由はわからないが、ドライバーが提供されないことがある。
インテルAMTドライバー(ME/SOL)
バージョンの違い等でうまくインストールされないことがある。
Trusted Platform Module(TPM)
ソフトウェアとセットになっていることも多くアプリインストール時パターンで適用されない。
WindowsUpdateでしか適用されない
WindowsUpdateからしか適用できず、オフライン環境では手段がなく適用できない。
PnPデバイスではない
プラグアンドプレイで認識せず、レガシデバイスとして手動インストールする必要がある。
指定するドライバーがわからないと対応が取れない。
ソフトウェアドライバー
ハードウェアは搭載されておらず、ソフトウェア的に動くのみのドライバー
不明なデバイスにはならないが、インストール漏れしても気が付きにくい。
BIOS依存デバイス
こちらは不明なデバイスになるパターンとならないパターンがある。
BIOS上で適切に設定がされない為、ドライバーがインストールできない。<
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